ヴィヴァンディは4月5日、子会社SFRをケーブルテレビのニュメリカーブルに売却すると決定した。SFR売却については、3月からニュメリカーブルとブイググループがしのぎを削っていた。ヴィヴァンディと独占交渉に入ったニュメリカーブルの買収額117億5千万ユーロに対し、ブイグはオファーを2度見直し、4日には150億ユーロまで引き上げた。だが、ヴィヴァンディは、ブイグテレコムとSFRが合併すれば国内47%の携帯電話市場を占めることになるため独占問題が生じること、同業者の合併によって5000人程度の解雇が避けられないと判断し、ブイグの買収案を退けた。
ニュメリカーブルがSFRを買収
ヴィヴァンディは4月5日、子会社SFRをケーブルテレビのニュメリカーブルに売却すると決定した。SFR売却については、3月からニュメリカーブルとブイググループがしのぎを削っていた。ヴィヴァンディと独占交渉に入ったニュメリカーブルの買収額117億5千万ユーロに対し、ブイグはオファーを2度見直し、4日には150億ユーロまで引き上げた。だが、ヴィヴァンディは、ブイグテレコムとSFRが合併すれば国内47%の携帯電話市場を占めることになるため独占問題が生じること、同業者の合併によって5000人程度の解雇が避けられないと判断し、ブイグの買収案を退けた。