現代イタリアの代表的写真家グイド・グイディ(1941-)のフランス初の個展。若い頃は、建築家か画家になりたかったという。モネの『ルーアンのカテドラル』シリーズを思わせる、同じ場所の光の変化を撮ったシリーズが美しい。建物に入る光と影が、建物が生きているかのような印象を作り出している。光によって移ろう風景からも生が感じられる。サンクトペテルブルク(ロシア)からフィニステーラ(スペイン)を結ぶ道路網を旅して撮った作品では、主役は建築。
4/27迄(月休)。
Fondation Henri Cartier-Bresson :
2 impasse Lebouis 14e