南アフリカ共和国の最大の都市ヨハネスブルグのアーティスト40人の作品を集めた。アパルトヘイトのつめあとが残る混沌とした町の風景と人々。ミカエル・スボルツキ&パトリック・ウォーターハウスは、摩天楼が後ろに見える空き地で儀式を行う司祭たちを撮った。ナンディファ・ンタンボは、牛の毛皮を人型に固め、牛のしっぽの毛を足元にたらしたインスタレーション『魔力』を展示。ジェーン・アレクサンダーの、斧(おの)に囲まれた鉄条網の中に鳥の頭に人間の体の動物を置いた挑発的な作品には、社会について考えさせる力がある。9/22迄(月火休)。
La Maison Rouge : 10 bd de la Bastille 12e