ハンガリーとオーストリアは元は一つの国だったこともあり、ウィンナーシュニツェルはハンガリーの名物料理でもある。子牛のエスカロップを、一人分120グラムほどをできるだけ薄く切ってもらう。これをラップでサンドイッチにしてまな板に置き、めん棒やらワインの空き瓶などで丁寧にたたいて、できるだけ薄くする。わらじ大になった肉に、塩、コショウし、小麦粉を薄くはたき、割りほぐした卵を通し、パン粉を付ける。これをフライパンで、肉が半分ほどかぶる量の油を入れて、揚げるというよりは焼くだけだ。片面がきれいなキツネ色になったら引っくり返し、もう片面にもきれいな焼き色を付ける。油を切ったら、レモンを添えて食卓へ。付け合わせはフライドポテト。バターライスも合う。