Dave Hollandが奏でる、ピッチカートの温かく深みのあるサウンドと、完璧といっていいイントネーション。
4月9日(火) 19hと21h30(自由席)
1971年にラジオ・フランスの大ホールにチック・コリア率いるカルテット〈サークル〉を聴きにいったのだが、コントラバスのデイヴ・ホランドの演奏にほれこんでしまった。ピッチカートの温かく深みのあるサウンド、完璧といっていいイントネーション。その翌々年、ECMから名盤中の名盤『Conference of the Birds』がリリースされる。タイトル曲*で、ホランドの語りかけるような美しいイントロに続いて、アンソニー・ブックストンとサム・リヴァースのフルートが民謡風のテーマで入ってくると、心が軽やかに飛びたつようだ。ホランドの歌うことをやめないウォーキングベースも素晴らしい。
久しぶりのパリ公演は、ギターのケヴィン・ユーバンクス、ドラムスのエリック・ハーランドが加わったトリオ**。ユーバンクスの歯切れよく、ときにはジミー・ヘンドリックスを思わせるようなプレイとどんなふうにかみ合っていくのか、期待がふくらむ。早めに予約したい。(真)
4月9日19h/21h30。31.9€
New Morning
Adresse : 7-9 rue des Petites-Ecuries, 75010 Paris , Franceアクセス : M° Château d'eau
URL : https://www.newmorning.com/20240409-5880-dave-holland-trio.html
31.9€