flammekueche
かつての結婚相手の出身地ということで、今もアルザスに行く機会が多いが、相変わらず滞在3日目で伝統料理の豚肉に食傷気味になる。そんな時の救世主といえばタルト・フランベだ(tarte flambée/flammekuecheフラメンクッシュ)!
この「アルザスのピザ」はカリカリに焼き上がったパン生地の薄さのせいか、その上に敷かれた生クリームやフロマージュ・ブランさえも軽く感じられる。トッピングはシンプル。基本 (Classique)は、玉ねぎとベーコン。きのこ(Forestière)、グリュイエールチーズ(Gratinée)、そしてマンステールチーズ(Munster)がレギュラーメニューで、1枚8€~10€。
もっとメジャーになったらいいのに、と思っていたが、話せば案外タルト・フランベ談義は盛り上がり、各人こだわりの店があって興味深い。筆者が最近ストラスブールで重宝しているのは、SNCFの駅からも近い、地ビール会社「Le Meteor」が経営する大型ビヤホール(タルト・フランベにはやっぱりビールが最高)だが、オヴニーのグルメ番長(み)の一押しは、コルマール市内の 「La Soï」。「クラシックが一番と思っていたけれど、トムチーズ入り(Ribeaupierre)が絶品」だという。
パリでは(み)もアルザス取材帰りの(集)もサン・ジェルマン地区のブラッスリー「O’Neil」推し。テイクアウトなら東駅近くのアルザス惣菜老舗「Schmid」(1枚11.50€)のクオリティーが高いが、懐が寂しいときは、ピカールの冷凍ものでもなかなかいけるそう!(七)
・Le Meteor Strasbourg : 10 rue du 22 Novembre
67000 Strasbourg www.lemeteor.fr
・La Soï : 17 rue des Marchands 68000 Colmar
https://fr-fr.facebook.com/lasoicolmar
・O’Neil:20 rue des Canettes Paris 6e
www.brasserieoneil.com
・Traiteur Schmid : 76 bd de Strasbourg Paris 10e
www.schmid-traiteur.com