今晩11月20日19h09分、シャンゼリゼのイルミネーションが点灯され、400本の街路樹が輝き始めました。
今年イダルゴ=パリ市長とともに点灯ボタンを押したのは、人気俳優のタハール・ラヒムさん。セザール主演男優賞に輝いた『預言者』、『ダゲレオタイプの女』などの映画で、日本でもご存知の方も多いかもしれません。
「エネルギー危機」が言われるなか、今年のイルミネーションは華やかながらも〈省エネ〉モード。例年、7週間続けられてきたのを、今年は6週間に短縮。また毎晩02時まで点けていたのを、今年は23h45に消します(24日と31日は例外)。世界的に有名なシャンゼリゼといえども、パリ市長は、商店の照明、ウィンドーや電光広告、またオフィスなどにも、22時から朝7時まで消灯して省エネに協力することが求めています。
環境の点からも省エネは必須の時代。パリ市の省エネ対策は、年末年始のイルミネーションが終わった後も続けられます。電飾は1月2日まで見ることができます。