30年来、日本でもっとも愛聴されてきたフランスの歌手、クレモンティーヌ。
夢のなかから響いてくるようなその声で、聴く人の心を青空にし、幸せな気持ちでいっぱいにしてくれる。日本にいる人にとっては、フランスへ、パリへとふわっと飛び立たせてくれるような、一種魔法の声だろう(フランスにいてもどこか別のフランスやパリに連れて行ってくれる)。
そんな、日本が愛する〈ラ・パリジェンヌ〉、クレモンティーヌのパリ公演。彼女が愛する名曲の数々を、ジャズとボサノヴァのリズムで歌います。
12月16日(木)20h開演(〜22h)
会場 : Le Bal Blomet : 33 rue Blomet 75015 Paris
入場料 : 20€ / 25€
予約はこちらのページから。
新アルバム “Quel temps fait-il?”
クレモンティーヌの新アルバムは「お天気はどう?」。セルジュ・ゲーンズブール作曲の歌や、ジャック・タチの映画音楽、19世紀末のレヴューで歌われたシャンソンや、ボサノヴァの人気曲などをカバー。
クレモンティーヌ
父親はジャズ愛好家でジャズレーベルを持ち、ジャズアルバムのコレクターだったという音楽好きの家族に育てられ、幼いころ10年間メキシコに滞在。ラテンアメリカのリズムに親しみ、7歳からピアノとジャズを始めた。フランスに帰国してからはCIMでピアノとジャズの勉強を続け、父親の友人に勧められ、1988年 “Absolument Jazz”をCBSフランスでリリース。初めて日本を訪れたのは1992年。ジャズから、ボサノヴァ、ポップス、アニメソングまで領域を広げ、フレンチ・ポップスという新しい潮流をつくった。30年近くになるキャリアで、日本での売り上げは400万枚という人気。
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伝説のジャズクラブ Le Bal Blomet
クレモンティーヌがパリ公演の会場として選んだのは、1924年にオープンした歴史あるジャズクラブ「ル・バル・ブロメ」。「パリの狂乱の時代」 のまっただ中、まさにその時代、偉大なアーティストたちが集まったモンパルナスにつくられました。ヨーロッパでも、現在活動を続けるジャズクラブのなかでは最古だそう。
Café du Balで夜を満喫
ちょっと早めに会場入りして、アペリティフはいかがですか。
会場のジャズクラブ併設(隣)のCafé du Bal なら18h45にオープンするので、コンサートの前にキッシュとサラダの軽食や、シャルキュトリーをワインとつまむことができます。予約不要なのも、うれしいところ。
スープ、サラダ€、キッシュ10€、チーズとシャルキュトリー盛り合わせ15€。
タパス盛り合わせ22€、日替わりディッシュは15€。
18h45 – 23h30
Le Bal Blomet
Adresse : 33 rue Blomet , 75015 Paris , FranceTEL : 07 56 81 99 77
アクセス : Volontaires / Sèvres-Lecourbe
URL : http://www.balblomet.fr/