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農薬クロルデコン事件の時効に反対するデモがマルティニークで行われ、5000人(主催者発表1万人)が参加した。害虫殺虫剤クロルデコンは発がん性と魚毒性があり、仏本土では1990年に使用禁止となったが、マルティニーク、グアドループでは93年までバナナ農園で使用された。両島では土壌・河川・海が汚染され、前立腺がんの発症率が高く、保健当局は90%以上の成人が汚染されているとする。市民団体が2006年に告訴したが、今年1月に予審判事が、証拠が消滅している上、時効の可能性があるとしたことで住民の怒りが爆発。
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