パリ市は3月5日にパリ・バゲットコンクールを開催するにあたって審査員を一般から6人募集する。パリ市内のパン職人が審査日の朝に出品したものを、審査団団が同日の午後味わい、受賞者を決める。このコンクールで大賞に輝けば、賞金4000ユーロと、エリゼ宮に1年間パンを納品することになる。審査員になる条件は、パリ在住者で、審査(2020年3月5日(木)、昼から19時)に参加できる人。
希望者は、2月21日(金)正午までにネットから応募。応募者にはパリ市から直接連絡がある。審査員になると、グラン・パリ・パン職人組合やフランス手工芸会議所の責任者のほか、2019年度にグランプリに輝いたファブリス・ルロワ氏らと審査にあたることになる。
バゲットの長さは55cm〜70cm、重さは250gから300g、1キロの小麦粉につき18gの塩を含むなどの基準をクリアしなくてはならない。審査基準は、焼け具合、味、皮、香り、見た目の5つとなる。