ジェルス県はラングドック・ルシオン・ミディピレネー地方の県のひとつ。ここではフォアグラをはじめとした同県の特産物が手に入るだけでなく、昼ならランチとして、夕方ならタパスとして、その場で味わうこともできる。
フォアグラは、常温で3年保存可能な瓶詰めは60g(9.90€)という小さめのサイズから、さらに繊細な味わいのある要冷蔵のmi-cuitタイプは3カ月の保存が可能で150g/21€から手に入るのが嬉しい。友人宅などに招待された時に手みやげとして活躍するのが、Rôti Gascon(19.90€)。カモ胸肉にフォアグラがたっぷり詰まっていて、薄切りにしてそのままおつまみや前菜に、少し厚めに切ればメインにもなるというスグレもの。味見をしたい場合は、ラタトゥイユやフリットが添えられた一品(16€)がその場で食べられる。ワインはフォアグラ製品に合うété Gascon(8.50€)で決まり!すっきりした甘みのある白で飲みやすい。この他に地ビール各種(7€)や25年もののアルマニャック(16.80€/20cl)も手に入るのでお土産によさそうだ。さっと焼くだけでおいしく食べられる鴨肉のソーセージや、温めるだけで食卓に出せる調理済みの名物料理もある。幼なじみ同士、仲良く店を切り盛りするマルタンさんとヴィヴィアンさんに調理のコツなど教えてもらいながらのお買い物も楽しい。(里)
Maison Tête
Adresse : 20 rue Cadet, 75009 ParisTEL : 01.4523.5862
アクセス : M° Cadet
火・水 10h-20h / 木~土 10h-22h / 日 10h-14h 月休