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シェル・プラティニ欧州サッカー連盟(UEFA)会長は、次期国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙への出馬を断念すると明らかにした。同氏はブラッターFIFA会長から2011年に顧問報酬200万スイスフラン(180万ユーロ)を受け取ったことで、FIFA倫理委員会からブラッター会長とともに8年間のサッカー関連の活動禁止と7万4千ユーロの罰金支払いを12月21日に申し渡されていた。倫理委は契約書のないこの金銭授受を職権乱用、不正経営と判断した。プラティニ氏は、口頭による紳士協定であるとして、倫理委の決定に異議を申し立てるが、2月26日の選挙の届出期限である1月26日までに身の潔白が証明されるのは無理と判断して出馬を断念した。