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夜7時から10時、ニースからカンヌにかけて集中豪雨が発生し、20人が死亡、行方不明2人の惨事となった。この日、カンヌでは、3時間で180ミリの雨量を記録するなど、コートダジュール各地で、10月1カ月分の雨が2日間で降った。ニース、カンヌでは中心部の通りが濁流の川のようになり、多数の車が流され、家屋も1.5mの浸水。カンヌ南のマンドリュー・ラナプルで、地下駐車場から車を地上に避難させようとした7人が溺れ死んだほか、ビオットでは老人ホームの1階にいた老人3人が溺死、カンヌでも5人が死亡するなど、20人の犠牲者が出た。各地で道路が寸断され、国鉄もトゥーロン=ニース間が、一時不通になった(10日に復旧)。