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共和党のナディーヌ・モラノ元職業訓練担当相・欧州議会議員はテレビ番組で「フランスはユダヤ・キリスト教の国で、白人の国」と発言、物議を醸している。左派はもちろん、共和党内からも発言を非難する声が上がった。だが、2017年大統領選の党公認候補投票に名乗りを上げているモラノ氏は発言を撤回するどころか、「サルコジをつぶしてやる」と息巻き、サルコジ総裁との不和が浮かび上がった。総裁は、12月の地域圏議会選でムルト・エ・モーゼル県筆頭リストであるモラノ氏の党公認を取り消すとの最後通牒を突きつけたが、モラノ氏は謝罪せず、10月7日に公認取り消しになった。