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破棄院の検事総長は、フランス人との親子関係が証明された場合は、外国で代理母から生まれた子をフランス人の子として登録するのを認めることを奨励するとの判断を下した。ロシアの代理母から生まれた子どものフランスにおける登録を求めるフランス人男性の訴えに対し、2014年4月にレンヌ控訴院が認めなかったことを受けて、破棄院にこの問題への判断が求められた。代理母はフランスでは法律で禁止されており、これまで各地の控訴院は訴えを却下してきた。しかし、14年6月に欧州人権裁判所が子どもの利益を守るために登録すべきとフランスの非を認めた。トビラ法相もすでに2013年に同内容の通達を出している。