ルーブル暴落がフランス企業に影響

 リヨン商事裁判所は2月17日、高級ランジェリー製造レザトリエール社(社員30人)の清算手続を開始した。2012年に倒産したルジャビー社の事業を引き継いだメゾン・ルジャビー社と同時期に、ルジャビー社の熟練したお針子を引き取り、「メイド・イン・フランス」のシンボルとして一般の寄付を募り協同組合方式で発足した会社だ。
 ところが、昨年11月から続くロシア通貨ルーブルの暴落、そしてウクライナ危機のため、両国への輸出が売上の30%を占めるメゾン・ルジャビーからの注文が激減し、経営が急激に悪化した。原油価格暴落に端を発するルーブル暴落と物価高騰によるロシア国内の消費の冷え込みの影響は、ソシエテ・ジェネラルなどの銀行、石油のトタル、ルノー、ダノン、高級服飾品などロシア市場に進出しているフランス企業約400社にさまざまな形で影響が出てきている。ロシアのユニミルク社との合弁でロシアの乳製品市場の21%のシェアを手に入れたダノンなどはとりわけ大きな影響を受けそうだ。(し)

 

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