パリ18区の地下鉄クリニャンクール駅のすぐそばに面白い場所があるとパリ市のサイトで発見し、行ってみた。
1852～1930年代に運行していた環状鉄道「プティト・サンチュール」の駅だった建物を改修してできた「ラ・ルシクルリー」。自然光がふんだんな天井の高い食堂・カフェはリサイクルされた不ぞろいのテーブルやイスがかわいい。
外に出るとテラスがあり、階段を降りた廃線跡の脇にはハーブが植えられ、鶏や山羊が放し飼いにされている（食堂の残飯はここで利用）。タイムスリップしたような不思議な気分だ。
メインホールの一角には自転車や家具などの修理法を教えてくれるアトリエがあり、そのほかにも、手芸、園芸、工芸、料理などの講習やガレージセールといった多彩なイベントもある。
リサイクルをテーマにした素敵なスペースだ。（し）
“Atelier René”では、家電修理、日曜大工が学べる。
地産地消など、社会的に「責任ある料理」を提供する、カフェ・カンティーヌ。
“Ferme Urbaine”20羽近くの鶏が飼われているほか、果樹、ハーブ園、菜園なども。
La Recyclerie
Adresse : 83 bd Ornano, 75018 paris , Franceアクセス : Porte de Clignancourt
URL : www.larecyclerie.com/
7h‐0h（金土2h、日22h）
