クラシックが大好きな日本の友人が「レイチェル・ポッジャーが日本ではあまり人気がでないんだよね」と言っていたが、ポッジャーは、バロックバイオリンの五指に入る名手だ。バッハの無伴奏のソナタ、協奏曲、モーツァルトのソナタと、次から次へと出すアルバムは、すべて名盤という評価を受けている。最新盤の『Gardian Angel』では、バッハのパルティータ、タルティーニのソナタなどを演奏しているが、優秀な録音のせいもあり、弦のささいな揺れから、ポッジャーの呼吸が伝わる。その中で演奏しているハインリヒ・ビバーの名曲『ロザリオのソナタ集』が、今度のパリ公演のプログラムだ。共演はリュートのデイヴィッド・ミラー他。(真)
7日17h。19€。
Théâtre des Abbesses :
31 rue des Abbesses 01.4274.2277
M° Abbesses www.theatredelaville-paris.com