ヴォージュ山脈の森と水から生まれた伝統。
●Cité de l’image
42 quai de Dogneville, 88000 Epinal
– Musée de l’image(版画美術館)
17世紀から今日までの世界の〈大衆版画〉コレクション。
月午前休。開館時間はシーズンで細かく変わるのでサイトで確認。www.museedelimage.fr/joomla/index.php/fr/
– Imagerie d’Epinal (エピナル版画アトリエ)
ガイドつき見学のみ(10h30/14h30/16h30)。伝統的エピナル版画製作の実演が見られ、ブティックでアトリエ製作の版画が買える。月午前休。開館時間はサイトで確認。
www.imagerie-epinal.com/content/6-l-imagerie
La Louvière
エピナルの中心部にある屋内市場から遠くないところにある店で、装飾やサービスにあたたかい気配りがあり、気のおけない仲間や恋人たち、家族連れでにぎわう。
夜のコースは、組み合わせの決まった、前菜+メイン+デザートまたはチーズで27.5€。アラカルトも充実している。突き出しには、ひと口サイズのキッシュ・ド・ロレーヌ。本場ならではの味がうれしい。アラカルトから前菜にとったのは新鮮なサバ。皮が香ばしく焼かれた、脂のよくのったフィレが、気前よく盛りつけてあって9.5€。メインのロニョン・ド・ヴォー17.5€は、赤ワインのソースに旨味がじっくりとけ込み、添えられた歯触りのよい生野菜、ホクホクのジャガイモ、皮をむいたパプリカの食感が楽しい。デザートにはイチジクのタルト。バターの香る薄い生地に、ぎゅっとイチジクがならんで6.5€。食いしん坊も大満足のボリュームだった。
この店が新しく迎えたシェフの出身地カンボジアには、カンポットという、コショウで知られた町があるそうだが、このシェフの料理には、そんなコショウやスパイスがていねいに使われていて、フランスの伝統料理に少しの非日常を添えてくれている。(あ)
Epinal
●アクセス
パリ東駅からナンシーまでTGV。ナンシーでローカル線に乗り換え。待ち時間も含め2時間40分。片道約84€。
●観光局 Office de Tourisme (www.tourisme-epinal.com)
6 place Saint-Goëry 88000 Epinal 03.2982.5332
●レストラン
-La Louvière
1 rue de la Louvière 09.8063.1864 土昼・日休。
-Restaurant du Port
48 quai de Dogneville 03.7234.1441
無休とあるが、日曜は閉まることもあるので電話で確認。
●ホテル
-Kyriad Hotel Centre Gare TGV
駅から徒歩1分。清潔で快適。Wifi無料。54€から。
12 av. du Général de Gaulle 03.2982.1074
Mirecourt
●アクセス
エピナル駅前からSNCFバスで45分前後。片道5.8€。エピナルから1日10本前後。ミルクールからの帰りは1日6本。土曜、特に日曜は本数が少なくなるので確認を。
●Musée de la Lutherie
Cours Stanislas, 88507 Mirecourt 03.2937.8159
開館時間はサイトで確認 。www.musee-lutherie-mirecourt.fr
●Jean-Jacques Pagès
www.pagesluthier.fr
Cité de l’image
La Louvière