フランシス・オルム裁判で別の容疑者浮上

 1986年の東部モンティニー・レ・メス殺人事件の裁判で、フランシス・オルム被告(55)とは別の容疑者が浮上し、4月1日、裁判延期が決まった。8歳の少年2人が頭部を強打されて殺害された同事件では、当時16歳のパトリック・ディルスさんが89年に終身刑の判決を受けたが、2002年の再審で無罪に。その後、7件の殺人事件で有罪になったオルム被告が事件当日に現場付近にいたという証言から2006年に取り調べられ、2013年に起訴に。ところが、裁判初日の3月31日、事件直後に逮捕され一時は自白もしたアンリ・ルクレールさんが少年2人を追い回した事実が発覚し、ルクレールさんに似た男が血のついた服で現場付近を走っていたのを見たという男性の証言もあり、新たな捜査を開始するために裁判が延期された。