モントブール経済相とアモン教育相が8月24日に緊縮財政など政府の経済政策を公けに批判したことを受け、オランド大統領は25日、ヴァルス首相に新たな組閣をするよう要請。首相は26日に新内閣のメンバーを公表した。新経済相には、大統領側近として経済政策を進言してきた銀行畑(元ロスチャイルド銀行幹部 )のエマニュエル・マクロン大統領府前副官房長(36)が就任。政府の推進する経済政策を続行する意向が明確になった。教育相後任にはベルカセム都市・青年スポーツ相、フィリペティ文化相の後任にはペルラン貿易担当相が格上げされた。そのほか変更になった閣僚は青年スポーツ相にパトリック・カネール氏、貿易観光振興担当相には国民議会社会党スポークスマンのトマ・テヴヌ氏など。その他の主要閣僚は留任。