Enfants des Nuages, la Dernière Colonie

 アフリカ北西部の領有権をめぐる西サハラ問題。「最後の植民地」こと西サハラを、現在もモロッコが支配し、多くの難民がキャンプ生活を強いられている。ここに映画祭ゲストとして訪れたのが『海を飛ぶ夢』、『ノーカントリー』で知られる名優ハビエル・バルデム。現地に滞在し、迫害を受ける住民と交流。ついに国際社会に惨状を訴えるべく活動開始。本作はその過程を、映画人らしく自ら製作者&出演者となりドキュメンタリーとして完成させたものだ。モロッコや旧宗主国スペイン、そして大国の罪が見えてくる。行動する男バルデムに、ペネロペ・クルスが惚れたのも納得。監督はアルバロ・ロンゴリア。(瑞)