
アール・ブリュットの美術家ガストン・シェサック(1910 – 64)と、アール・ブリュットの名付け親で美術家のジャン・デュビュフェは1946年からシェサックが亡くなる1964年まで文通を続けた。この交流を軸に、この時期の二人の作品を展示する。病弱でほとんど学校に行かなかったが、シェサックは、プロの画家からアドバイスを受けて描いていた。その点を考えれば、純粋にアール・ブリュットの作家とはいえない。色彩感覚の良さとデッサン力があり、一見稚拙なようでありながら洗練された作品を作り上げた。
9/28迄(日祭休)。
Musée de la Poste : 34 bd de Vaugirard 15e
