ドーピングとツール・ド・フランス

 「ドーピングなしでツール・ド・フランスで優勝するのは不可能だ。というのもツールは耐久力が試されるレースで、酸素が決定的な役割を持つ。優勝者のリストから私の名前を消すのはいいとしても、1999年から2005年の間、ツール・ド・フランスは開催されたのだから、覇者がいなければならない。誰が覇者なんだ。でも誰も覇者として名乗り出ていない」
 と、6月29日、ルモンド紙でのインタビューで語ったのは、米国のランス・アームストロング選手。同選手は、造血ホルモンによるドーピングが実証されて、1999年から2005年にかけてのツール・ド・フランス7回連続優勝という栄誉ををはく奪され、賞金の返却を求められている。ガンを克服して自転車ロードレース界の英雄になったアームストロング選手だが、こんなふうに開き直れるのも、自転車ロードレース界でドーピングが蔓延(まんえん)しているからだろう。

 

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