パリ郊外ブルジェで航空宇宙見本市開催中の6月19日、エール・フランス=KLMは欧州航空エアバス社製造の新型エアバスA350-900(胴体延長型)25機の確定注文(72億ユーロ)とさらに25機のオプションに署名した。2017年に納品される予定。同日、スリランカ航空もA350、4機を含む10機(合計26億ドル)を発注。さらに、シンガポール航空もA350-900、30機の確定発注(86億ドル)と20機のオプションにサイン。14日には初の試験飛行がトゥールーズで無事に行われた。A350は中型ワイドボディで、米ボーイング社のB777やB787ドリームライナーに対抗する機種として開発された。