Baron Rouge|パリにいる幸せをつくづく実感できる

パリでも一番活気のあるアリーグル市場。20年以上前に近くに住んでいたことがあり、市場の帰りがけに重たくなった買い物袋と、空の1リットル瓶をぶら下げて、ソーヴィニョンの白を一杯引っかけに寄っていた店が〈Baron Rouge(赤い男爵)〉。カウンターは飲み助おじさんたちであふれかえり、おしゃべりに花が咲いていた。一杯が二杯になり、ほろ酔い加減。そして最後にその空の瓶に好きなワインを満たしてもらう。

この雰囲気はちっとも変わっていない。今でも200リットル樽が並び、ワインを量り売りで買うことができる。メルロ種の赤なんてリットル3?以下だけど、きちんと酔える飲み心地。客層はといえば、従来の飲み助に、若い男女、観光客、Boboたちが加わった。その若い女性たちの飲みっぷりのよいこと! 「テレラマ誌に、ここは美人が多いと書かれて、一時客数が増えたけど、美人たちは同伴がほとんどだから、悪いけれどあまりチャンスはないね」と、カウンターの後ろのカンタンさん。黒板に書かれたワインの種類の多さは感動的だし、それもグラス1.5€からと安い。おすすめは、〈Cuvée Baron〉というトゥーレーヌ地方の赤。かなりこくがあるので、サンフェリシアンという、とろりと流れるようなチーズか、生ハムやリエットの盛り合せといっしょに飲みたい。今なら、週末には、産地から運ばれてくるカキがあるので、カンシーの白。とにかくパリにいる幸せをつくづく実感できるワインバーだ。(真)


Baron Rouge

Adresse : 1 rue Théophile-Roussel, 75012 paris
TEL : 01.4343.1432
火〜金10h-14h/17h-22h、土10h-22h、日10h-16h。月休。

 

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