マン・レイ、ケルテス、ドラ・マールらの前衛的な写真から、労働者を撮った社会的な写真まで、1920年から1950年までの間にパリで生まれたさまざまな傾向の写真を俯瞰(ふかん)して見せる。小さな展覧会だが、写真の質が高く、充実している。ダニエル・マスクレが撮った性別不詳の不思議な女性像(モデルは写真家の妻)が印象に残る。
1/14迄(火休)。
ポンピドゥ・センター
写真:
Daniel Masclet “Portrait de Francesca Masclet, 1927
© Photo G. Meguerditchian
Centre Pompidou, MNAM-CCI
© Succession Daniel Masclet