6月10日行われた国民議会議員選挙(総選挙)第1回投票は、即日開票され、社会党などの左派が優勢であることが判明した。全国平均では社会党が34.4%、左翼戦線が6.9%、エコロジーが6.3%を得票し、民衆運動連合(UMP)などの右派34.1%を上回った。国民戦線党(FN)は13.6%と躍進。中道Modemはわずか2.3%。世論調査会社の予想では、17日の決戦投票後、左派が310?350議席を獲得し、過半数の289議席を上回りそう。注目のパ・ド・カレー県第11選挙区ではルペンFN党首が42.4%得票し、3位21.5%のメランション左翼戦線党首を破った。投票率は57.23%と低く、2007年の60.4%を下回った。閣僚では、エロー首相、ファビウス外相らが早々に当選を決めた。