アラブ諸国の美術家は身体をどのように捉えてきたか。タブーと見られがちな身体を、19世紀終わりから現代に至るまでの作家たちが、さまざまな視点から扱う。「預言者」で有名なレバノン人作家、ハリル・ジブラーンのデッサンが素晴らしく、ロダンかと見まがうほど。女装した男性写真家の自画像、妊婦のベリーダンスのビデオ、お尻だけを大きく平たく描いた油彩など、刺激的な作品やユーモラスな作品が並ぶ。
7/15迄(月休)。
Institut du Monde Arabe :
1 rue des Fossés-Saint-Bernard 5e