ルネサンスから現代まで、動物はどうのように美術に表現されてきたかを見せている。西欧の価値観や美意識に従って動物たちも分類され、表現された。『博物誌』の著者で18世紀の学者ビュフォンは良い動物と悪い動物、高貴な動物とそうでない動物に分類した。植民地時代は、珍しい動物を描くことが画家にとってステイタスだった。解剖学や写真技術が動物の体と動きを描くのにどんなに役立ったかもわかる。人間と動物の関係に焦点を当てた、単なる美術展にとどまらない展覧会だ。
7/16迄(火休)。
グランパレ : Avenue Winston-Churchill 8e