現在フランスの電気代はメガワット時114.3ユーロで、ドイツの223.8ユーロなどと比べて格安。ところが、1月17日、エネルギー計画委員会CREは、今後電気代が毎年約6%値上がりし、2016年には現在よりも電気代が30%増となるだろう、という見通しを発表した。値上がりの原因としては、全体的なインフレの影響、太陽光発電や風力発電などの新エネルギー開発に使われる電気税が倍増されそうなこと、原子力発電用のウラニウムの高騰などが挙げられている。ここには、原子力安全委員会が、フランスの原発の安全性確保のために必要だと計上した100億万ユーロ、高齢化している原発対策に必要だとされる450億ユーロなどは含まれていないから、値上げが30%以上になることは確実。省エネですね!