フランシュ・コンテ地方のドゥー県には二つの名高いソーセージがある。一つはMonbéliard、もう一つはMorteau。どちらも豚肉が原料。太めの後者は、くん製風味も柔らかで、ソーセージの王様といってもいいうまさ。つるしてくん製するための小さな木の棒がソーセージの先にあるのが目印。大きいものは一本で二人分はある。30分ほどことこと弱火でゆでてから食べるのだが、ゆでる前に皮をフォークで刺したりしてはいけない。付け合わせは、今回のようなインゲン豆もいいが、定番はゆでジャガとかマッシュポテト。マスタードを忘れずに。