例の緑のゴミ袋の付いた路上のゴミ箱に、たくさん穴のあいたステンレス製の板がくっついているのを見た。一瞬「何?」と思った後で、タバコの火を消すためのプレートと納得。ここで火を消してから、吸殻をゴミ箱に捨てて下さいということだ。さっそくパリ市のサイトを見てみると、2008年に公共施設、事務所、飲食店などの中での喫煙が禁止されてから、路上での吸殻のポイ捨てが再増加している(年間315トン!)ので、このプレートの設置を最近スタートしたとのこと。現在2000個、今年中に1万〜1万5千個、2014年までにすべてのゴミ箱(3万個)に取り付ける予定で、それが完了すれば、吸殻ポイ捨ては35ユーロの罰金になるのでご注意!(ゴミを路上に捨てるのはすでに罰金35ユーロなのだが、吸殻についてはプレート設置完了までは目こぼしだとか)道に捨てられた吸殻は下水に流されると水を汚染する元にもなるそうだし…。(し)