ラ・デファンスの「怒りの占拠運動」排除

 11月15日、ラ・デファンスにキャンプを張っていた「怒る人(indignés)」のテントが警察によって撤去された。この「怒る人」の抗議運動は、9月に米ニューヨークのウォールストリートから始まり、経済格差や圧政、緊縮財政などに抗議する市民運動としてインターネットなどを通して世界中に広まった。フランスでは小規模であるものの、場所を変えて「怒りのデモ」が行われていたが、11月4日からラ・デファンスのグランド・アルシェの下に数十人から百人がテントを張って占拠していた。警察はこれまでもテント張りを妨害するなどしていたが、15日には全面的な排除に踏み切った。