9月25日の上院議員選挙で左派が大勝し、史上初めて左派が上院の過半数を占めることになった。結果は、民衆運動連合(UMP)の127議席を含む右派が146議席。中道派25議席。左派は、社会党122議席、共産党21議席、環境保護派10議席を含む177議席で、左派が上院348議席の過半数を獲得した。とくに環境保護派が4議席から10議席に躍進。ルロワ都市担当閣外相が落選するなど、現政府への批判がみられる。上院議員は半分ずつ改選され任期は6年。市町村会議員の代表者、県会議員、地域圏会議員、国民議会議員が「選挙人団」として投票し、県ごとに選出される。今回の選挙では、本土38県と海外領土の4県と2公共団体で170議席が改選された