Ovni --| Numéro 706

ゾラの胃袋 その10

 ゾラの代表作の一つに、若い女優を主人公にした『ナナ』がある。高級娼婦でもあるナナの日常は色恋沙汰で忙しく、にぎやかな話し声や街の音に満ちている。そんな中にあって、読者を静かで平和な世界に誘ってくれるのが、ナナの別荘地でのいくつかのエピソードだ。 ある銀行家から田舎の別荘をプレゼントされたナナ。根っからのパリっ子には、...

ジロル茸

 他のキノコに先がけて、小さな、オレンジ色をしたジロル茸が出回っている。表面が乾いていて、触った感触がやわらかく、しみがないものを選びたい。じめじめっとしているものは避けること。安めの東欧産が出回っているが、やはり摘んでから時間の経っていないフランス産の方が香り高い。水で洗うのは厳禁。ついている土や枯葉は、ナイフの先や...

血合いのショウガ煮

 血合いのところを2センチほどの角切りにする。中骨に残ってしまった身も、もったいないからそいで使います。小鍋にしょう油と砂糖を好みの量加え、水あるいは酒を、しょう油の3、4倍ほど加えて中火にかける。沸騰したらおろしショウガをひとつまみ入れ、血合いを入れる。よく混ぜ合わせ、再沸騰したら弱火に落とし、フタをして10分ほど煮...
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Abcd de la cuisine – 8

  ●brider  チキンなどを、調理中にバラバラにならないように、もも、手羽と料理用の糸で縫いつなぐこと。この作業に使われるしっかりとした長い針は「aiguille ? brider」という。 ●brouiller  「brouiller」は「かき混ぜる、ごちゃごちゃにする」という意味の動詞。そこ...

マグロの切り分け方

 マグロをたとえば1キロ、筒切り一つにしてもらうと、太さ次第だが、7センチから10センチほどの長さになる。刺身やたたきにする時は、まず中骨にそって包丁を滑らして、四つに切り分ける。包丁をあらかじめよく研いでおかないと、柔らかな身が押しつぶされてぐちゃっとなってしまう。腹の骨、皮と血合いの部分を削ぎ切れば、準備完了。...

イタリア風マグロのたたきが好評だ。

 今年の夏はブルターニュのフィニステール(「地の果て」という意味)県にあるル・コンケで2週間。小さな町だが、漁港だけあって魚屋がある。生けすには、ブルターニュ名物のカニやロブスター、澄んだ目をした銀色に輝くイワシ、ピーンと死後硬直状態のサバ、頭、皮付きのアンコウが並ぶ。ある日、近海物のgermonあるいはthon bl...
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ベートーヴェン交響曲全曲演奏

 バッハからベリオまでと、幅広い音楽性を持ったイタリア出身の指揮者リッカルド・シャイーは、2005年からライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター(音楽総監督)に就任。このオーケストラの、長い伝統に培われたいぶし銀のように渋く、かっちりとした響きから、シャイーがどんなベートーヴェンを引き出すか、大いに楽し...

『1/4の奇跡』

 Cité Universitaire日本館で10月15日:16時15分〜子供たちの生き方を伝えるドキュメンタリー映画『1/4の奇跡~本当のことだから~』上映(仏語字幕付)。特別支援学校(旧養護学校)教諭・山元加津子のメッセージを追った、感動のドキュメンタリー。どんなことでも、どんな人でも分けることなくあ...
 

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