ノルウェー虐殺事件、フランスにも波紋

 ノルウェーで起きた爆弾テロ・乱射事件がフランスにも大きな波紋を投げかけている。国民戦線党(FN)員であるジャック・クトラ氏が、犯行を認めたアンネシュ・ブレイビク容疑者を「西洋の保護者」などとブログで賞賛したことに対し、反人種差別団体MRAPは7月25日、クトラ氏を相手取って提訴すると明らかに。クトラ氏は自分の発言ではないと否定したが、FNは同氏の党員資格を停止処分にした。MRAPは提訴に先立って、イスラム教徒移民に対するFNの姿勢を非難しており、ルペンFN党首は事件の犯人とFNの主張とは無関係と自己防衛に躍起に。なお、ノルウェー当局はブレイビク容疑者を反人道罪で起訴する意向を示しているが、弁護士は容疑者が心身喪失者であると主張している。