フランスのカーディーラー観察。

 フランスでフランス車を買って運転したいな?、とまでいかなくても、ぜひ一度、カーディーラーへ足を運んでみてはいかが? 日仏文化の比較や、彼らの車に寄せる情熱を深く知ることができ、じつに面白いのだ。
 店のイメージは、日本のそれとは大きく異なる。看板や内装は控えめで、店頭に置かれている車はほこりをかぶっていて、よく見ないと新車なのか中古車なのか判断に困るほどだ(実際は、店頭には中古車、店内には新車を展示しているケースが大半)。
 店内に入ると営業マンやメカニックが忙しく動き回っていて、先客がいようものなら声を掛けてもらえるまで、30分?1時間は待つこととなる。時間をつぶそうにも椅子はなく、有料自動販売機があるだけ。この待ち時間は、焦る気持ちを抑えつつ、さりげなく自分の存在をアピールしながらの展示車チェックにあてるべきだろう。
 営業マンから声が掛かったら、ここからが本番。彼らの車に対する思いは本当に熱く、予算やどんな車を探しているのか相談すると、スペック等などあらゆる説明をとことんしてくれるのはもちろん、時には自社製品であっても「あの車は実は出来がよくないからすすめないよ」といった辛口なアドバイスももらえることもあるから、非常に参考になる。英語も話せる人が多いので、外国人でも安心できる。また話し好きの担当ともなると、一度話し始めたが最後、客が後ろで何人待っていようがお構いなしで話しまくる。
 肝心の価格交渉はその場で即決しないことがコツだが、今は不景気のためもあり、予想よりうまくいくこともある。とはいえしつこすぎるのはNGだ。
 ルノー、プジョー、シトロエンといった、パリの街並みにピッタリはまる、世界に誇れる自動車が折角あることだし、フランス車ライフを楽しんでみてはいかが?(和)


 

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