演劇のLa Rentrée

 演劇の1年も学校と同様、9月に始まり、観たい! と思う舞台が一挙に増え心が踊る。でも何を観に行くか? パリ市内だけで約140の劇場が週に300以上の舞台を上演しているとなれば選ぶのも大変。役者、作者、演出家で、という方法が一般的だけれど、劇場で選ぶというのはどうだろう?
 国立の劇場、パリ市立の劇場のほとんどがAbonnementという前払いの年間予約システムを提案している。例えばコメディ・フランセーズでは、あらかじめ日時と演目を選ぶAbonnementシステムの他にCartesというすべての演目に通用する割引カードを購入(10€または35€)して予約すれば一般料金よりも安く観劇ができる。 http://www.comedie-francaise.fr/ billetterie-reservation.php?id=175
 また、アヴァンギャルドなプログラムで知られる民間の劇場Théâtre du Rond-PointやThéâtre de la Cité InternationaleにもAbonnementと割引カードシステムが存在し、こちらも興味深い。
 さらにはパリ近郊Gennevilliers、Saint-Denis、Nanterre、Aubervilliersにある1960年代に国と自治体が創立し、刺激的なプログラムを提案し続ける各劇場にも同様のシステムがあるので、要チェック。
 こうして調べてみると、年間プログラムを組むことのできる劇場は限られた数しかないことがわかる。一演目がロングランとなった場合を考慮して、独立採算制の民間劇場のほとんどが年間予定を組むことができないのが現状だ。ポスターや情報誌を見て毎度チェックするか、それとも数カ月も前から割引料金で席を予約するか…(ちなみに私は1年間有効の某国立劇場のabonnementを購入したけれど、10演目のうち行けたのは結局2つだけ)。ただし年間予約割引システムは遅くても10月半ばで申し込みが終了するので、ご注意を。(海)


 

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