フェセル

●Faisselle
 
ス−パーの乳製品売り場に行くと、フロマージュ・ブランの隣に、フェセルfaisselleというやはりフレッシュチーズが並んでいる。辞書で
「faisselle」を引くと「チーズの水気を切るための、柳や陶器で作られた穴のあいた容器」と出てくる。スーパーで買ってきたフェセルのふたを開け
ると、なるほどチーズがプラスチック製のざるのようなものに入っていて、それを引き上げると余分な乳清を切ることができるようになっている。フロマー
ジュ・ブランは、撹拌(かくはん)されてなめらかになっているが、フェセルは、カッテージチーズほどではないにしても、少々ざらつく感じがある。この辺が
好みのわかれるところだが、ボク自身はフェセルのファン。フェセルは一般的に乳脂肪分が6%と低く、あっさりとした風味です。
 フランス人は、
ヨーグルトのごとく、ハチミツやジャムを加えてデザートとして味わうことが多い。褐色の砂糖cassonadeと混ぜ混ぜしながら食べると絶品。もちろん
チーズケーキの材料にもなる。野菜などのディップのベースにしたり(夏はカレー風味にするとうまい)、サラダのドレッシングに加えてもいい。ハーブやスパ
イスの香りがいきる食材だから、使い方をいろいろと工夫しましょう。(真)


faisselle