大勢集まったパーティーには、サケのケーク。 Cake au saumon

 ケークcakeは、英語のケーキからきているが、フランスでは発酵生地に果物の砂糖漬けや干しブドウを加え、アーモンドスライスを振りかけ、長方形の型で焼いたもののこと。同じ生地を使い、そこへハムやスモークサーモン、ツナやチーズ、アルティショーや乾燥トマトなどを混ぜ込んで長方形に焼いた塩味のものもケーク。5年程前にオリーブを入れたケークを紹介したが、今回は友だちが大勢集まった時などに便利で評判がいいサケ入りのケークです。
 まずサケの切り身の皮をはぎ、大きめのさいの目に切り分ける。フライパンにオリーブ油少々をとり、サケをソテーする。軽く塩、コショウ。表面に軽く色がついたら、クッキングペーパーにとって、余分な油をとる。 
 このへんでオーブンの目盛りを180度に合わせて点火する。
 ケーク用の型moule à cakeにバターを塗り、薄く小麦粉をはたいておく。
 大きなボウルに卵3個、オリーブ油と牛乳をそれぞれ100cc、塩ふたつまみ、コショウ少々を挽き入れ、泡立て器を使ってよく混ぜ合わせる。ここへふるいにかけた小麦粉200グラムとベーキングパウダーlevure chimique一袋を入れ、やはり泡立て器を使って均一な生地になるまで丁寧に混ぜ合わせる。ベーキングパウダー一袋はふつう11グラムです。
 ここへ、おろしチーズ、細かく刻んだアネット大さじ1杯(新鮮なものがなかったら冷凍のものでもなかなかの香りだ)を混ぜ入れる。乾燥クランベリーの実airelleも揉み入れると色がきれいだ。最後にサケを加えて混ぜ合わせる。
 以上の生地を型に静かに流し入れ、50分くらい焼いていく。焼き上がっているかどうかは、ナイフの先を刺してみる。それが乾いて出てくるようになったらOKだ。しばらく冷ましてから型から抜くことにしよう。まだちょっと温かいくらいがいちばんおいしい。1.5 センチくらいに切ってから食卓に出せば、ビール、パスティス、白ワインなどのおつまみに最適だ。(真)

4人前:サケ250グラム、卵3個、小麦粉200グラム。
ベーキングパウダー1袋、おろしチーズ100グラム、
油100cc、牛乳あるいは生クリーム100cc、バター、
アネット半束、クランベリーの実 少々、塩、コショウ