Mille Lacs — フィンランド料理はシンプルで彩りがきれい。  

 女性シェフ、レアさんが腕を奮うフィンランド料理店。昼なら日替り料理が10€とリーズナブルだ。本日の献立は、鶏肉入りのガレット。周りを見渡すとみーんなそれを食べていておいしそう。友人は迷いなくコレに決め、私はスモークサーモンのグリル(17€)を、前菜にニシンのタルタル(8€)も注文し、2人で分けることにし、飲み物は、フィンランドのビール Lapin Kurta(4€)にした。
 ニシンのタルタルは、予想を裏切る、クリームたっぷりのこってり味。ジャガイモが混ざっているので、見た目以上のボリュームがあり、2人で分けてちょうどいい。ニシンが甘くマリネされているので、好き嫌いが分かれる味かもしれない。

Saumon fumé à chaud, gratin dauphinois, sauce tartare
 鶏肉のガレットは、彩りが美しいだけでなく、栄養のバランスもいい。鶏肉以外にキノコのリゾット風も混ざっていて子供も喜びそうな料理だ。サヤインゲンの入った、しゃきっと新鮮なサラダには、ラディッシュやビーツ、プチトマトの赤が目に鮮やか。ジロル茸のソテーも添えてあって、森の国フィンランドを感じさせてくれる。フィンランド特有の食材といえば、サーモン。くん製を焼いたものだから塩気も脂もたっぷりと思ったら、意外にあっさり、慣れ親しんだ焼鮭に近くてびっくり。とはいえ、レモンを搾り、添えられたタルタルソースと合わせて食べると、一転、北欧の味が口に広がった。
 お腹いっぱいなので、デザートはひとつ、フィンランド風大麦のクレープ(7€)を頼んだ。ルバーブのジャムとジャム入りのサワークリームの2種が添えられ、素朴なおいしさだ。
 今回は、ビールを選んだが、次はウォッカベースのカクテルも試したいな。聞けば 18h-21hはハッピーアワーで、〈フィンランド風タパス2皿とカクテル 6€〉があるそう。お酒の足りなかった友人と「また来ようね」と固く誓い合うのでした。(里)
240 rue du Fbg St-Antoine 12e  01.4372.0605  M° Faidherbe Chaligny
月10h30-16h /火~土10h30-2h。日・ 月夜休。