2 sans 3 — 干ダラ料理など本格的なポルトガル料理が味わえる。

Bacalhau du moment ある雑誌に、ポルトガルとカーボベルデ料理のおいしい店、と出ていたので、早速友人を誘って出かけた。というのも、パリにはポルトガル人が数多く住んでいるはずなのに、手ごろな値段でポルトガル料理を食べられる店が意外と少ないのだ。ちょっと暑い日だったので、ポルトガル人が食前酒としてよく飲む発泡性の白、ヴィーニョヴェルデをグラスで(3.9€)。たちまち汗が引いていくようなさわやかさ。
 前菜はいずれも7.5€。友人が選んだpasteis de bacalhauと呼ばれる干ダラのコロッケは、ポルトガルならどこでも出てくるものだが、大ぶりに美しく揚げられている。干ダラがたっぷり入っているせいか、友人はちょっと塩味がきき過ぎかな、というコメント。でもこれがポルトガル風の塩加減なんだけれどなあ。ボクの「当店風」イカの塩焼きcalamar “à notre façon”は、カシカイスで食べた豪快な浜焼き風とは違って、添えてある赤ピーマンやバジリコのソースがパリの顔。活きのよさが一口でわかる味を友人にも、味わってもらった。
 メインに友人は、南ポルトガルの名物料理でporco alentejana(14€)という豚肉と貝の煮込み。貝と豚肉のうま味が一つになったソースに付けて食べるさいの目フライドポテト、「ほっぺが落ちそう」と友人は食べ切った。ボクはやっぱり干ダラ料理bacalhau du moment(14.5€)。 しっとり焼かれたタラの切り身に、ポルトガル産の辛くないチョリソがのっかっている。焼かれて溶け出したチョリソの脂が味の決め手、そしてオリーブ油やバジリコの香り…。ワインはポルトガルの名酒ダンの赤(1/2ピシェ8€)。ドライなシェリーを思わせる味わいで、魚料理にも合うだろう。これから通うことになりそうな店に出会ってよかったね、と乾杯!(真)

203 av. Gambetta 20e  01.4031.8607  M°Porte des Lilas 
日・月夜・火夜休。