L’Affaire de la rue Broca — コストパフォーマンス抜群のワインバー。

 前菜とメインで15€、それに+デザートで18€というランチコースが評判を呼んでいるこの店。ムフタール通りにほど近い5区との境の近くにある。入口に近いほうはカウンターのあるワインバーで、奥はゆったり落ち着けるレストランという造り。
   友人と二人、前菜にエスプレットの唐辛子入りパテとフォアグラ入りココット卵を取り、メインには日替りメニューから子牛のすね肉と季節の野菜のポトフとコート・ド・ブッフ(+1€)を注文した。ワインは、コルビエールを1/4ピシェ(6.5€ )で。
 大学が近いからか、周りを見渡すと教授っぽいムッシューやマダムのグループ。きっと常連なのだろう。堂々と食事におしゃべりにいそしんでいる。
 楽しみにしていたフォアグラ入りココット卵は、意外に奇をてらわないシンプルな料理。スーパーで売ってるプリンのガラス瓶風のココットに、上にフォアグラの小片をのせたアツアツの半熟卵が入っている。上等なフォアグラさえ手に入ったら自宅でも作れそうだが、素直においしいといえる一品だ。パテももう少しエスプレット唐辛子が主張してもいいかなと思いつつ、ぺろりと平らげた。
 子牛のすね肉のポトフはあっさり味。ごろごろっと大きめに切られたニンジンやクルジェット、カブやポロネギたちがやさしい風味でじつに健康的。骨髄もナイフですくってパンにのせ、その濃厚なトロリとした風味を味わった。友人も「これが骨髄の味なのか」と初めての味覚に興味津々。コート・ド・ブッフはどーんと280gのステーキに、ブルーチーズのソース、揚げジャガもたっぷりついて迫力あるボリューム。2皿ですっかりお腹がいっぱいでデザートはパスしたが、一人20€の予算でこれだけ食べられたら大満足だ。20€といえば、毎月第1水曜の特別メニューも試したい。4月の献立は、前菜+ポトフ+1/4ワインで20€とこちらもお得。(里)
69 rue Broca 13e  01.4331.2828  M°Gobelins  日月休。

Jarret de veau en pot au feu et des légumes de saison