「20世紀、西洋の女性たちが解放されることに、何が一番寄与したのだろうか? ある人は避妊薬だと言うだろう。ある人は妊娠中絶だと言うだろう。家庭を出て働くようになったことだと言う人もいるだろうが、勇気ある人は、洗濯機が普及したことだと言うだろう」
「女性の日」に当たる3月8日、バチカン市国の日刊紙オッセルヴァトーレ・ロマーノに掲載されたジュリア・ガレオッティ氏の記事より。
14万6084組
2008年度にPACS(市民連帯協約)を結んだカップルは、2007年度の10万2148 組より約40%増の14万6084組。この制度ができた1999年(6151組だった)から10年で、100万組を超えた。この制度は結婚が不可能な同性愛カップル向けと考える人がまだ多いけれど、同性愛カップルは約6%を占めるのみ。PACSを結ぶと、所得税や相続税が既婚者並みの条件になることが魅力になっている。