植物園の歴史

 日曜日の午後、娘と久しぶりに植物園に行くことにした。幼稚園の年長組の時、1年間にわたってクラスで植物園に出かけては成長を観察したオランウータンのリンガに会いにいくのが娘の目的だ。私は植物園で桜の花見…。寒いとはいえお日様が出ていたので、すでに葉桜になっている桜の木を眺めながらお花見気分でおやつを食べる。その後動物園の入り口に行こうとしたら急にばらばらとあられが!  とにかく室内に避難しようと駆けこんだのが、2月に開いたばかりの新しい展示スペース、Cuvier通り側にあるHôtel de Magnyだった。17世紀末から18世紀初めにかけて建てられたこの貴族の館の地上階には、フランス王家の薬草園として1626年に開かれ、1650年に一般に公開されるようになった植物園の歴史が説明されている。娘は植物園に初めてやってきたキリンの大きな絵の前で「ワー!」と声を上げ、お次は展示室の中央に置かれた大きな植物園の模型に見とれ、動物の剥製をつくるアトリエを描いた絵の前では目をまるくしている。
 王の薬草園から現在の植物園になるまで大きな役割を果たしたのが1739年から1788年まで王の総監として任務についたビュフォン侯爵だった。そういえば植物園の東側の道はBuffon通りだし、植物園の中央、グランド・ギャラリーを見守るように置かれているのもこのビュフォンという人の像…なるほどね、と納得。雨も止んだところで動物園に向かった。(海)

Jardin des Plantes Le Cabinet d’histoire :
57 rue Cuvier 5e  www.mnhn.fr  10h-17h(火休)。特別展がある時には有料(1€/3€) 。

●Horton

 心優しいおとぼけゾウ君ホートン。ある日、自慢の大きな耳が、目に見えない誰かの声をキャッチする。それは塵のように空中を舞う、小さな世界からのSOS。ジャングルの動物たちは、そんな世界を信じない。でも小人たちを救わなきゃ!
 「現代のマザー・グース」と誉れ高いドクター・スースの絵本作品を、20世紀フォックスがCGアニメに映画化。すでに全米Box officeでは第1位を獲得済み。仏語吹き替え版は “ch’ti” ダニー・ブーンが担当。佳作だがややオーソドックスにつき、ガラガラの時間帯で観ると気持ちが盛り下がるかも。コメディなんだから、満員御礼の映画館を狙い、回りのみんなと一緒に笑おう。対象年齢は3歳から。(瑞)


 

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