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G A L E R I E | ||
Galerie Serpentine モンパルナス駅近くの地下駐車場の通路が、画廊になった。車を置いた人たちが上がってくる、地上への通路の壁に作品が展示されている。 駐車場の所有者で、美術愛好家のミシェル・フォルタン氏がこの場所を画廊にすることを思いついた。 「画廊に入ったことがない人や、美術が日常生活の中にない人にも、若い美術作家の作品を知ってもらいたい」というのが最初の狙いだった。 2005年10月の開廊以来、毎日500人から3000人が訪れている。利用者の多くは、向かいの大型書店「フナック」に買物に来る人たちだ。 「コレクターもいれば、ここで初めて美術品を買ったという人もいます」と、広報担当のシルヴィー・アウゼルさんは客層の広さを強調する。年末は手頃な値段の小品が出る。 展覧会は約2カ月続く。7月13日までは、マリ共和国の現代作家7人展を開催している。マリオネット、リサイクル紙の作品、木の彫刻とさまざまだ。ニューヨークやセビリヤで紹介された、著名作家アブドゥラエ・コナテのテキスタイル作品『L’Intolerence』 も展示されている。(羽) |
155 bis rue de Rennes 6e |
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