●シヴクマール・シャルマ
伴奏用の楽器だったサントゥールに、音域を3オクターブ増やしたり、新しい奏法を取り入れたりして、表現の可能性を飛躍的に拡大させたシヴクマール・シャルマ。驚異的なテクニックからほとばしる音の奔流が圧倒的だ。共演はタブラのザキール・フセイン。
7日/17h、8日/11h。17e。
Theatre de la Ville : 2 place du Chatelet 4e
01.4274.2277 M。Chatelet
●ネルソン・フレーレ
マルク・アルブレヒト指揮のストラスブール交響楽団をバックに、ネルソン・フレーレがブラームスのピアノ協奏曲第2番と、シェーンベルクが弦パートをオーケストラ用に編曲したピアノ四重奏曲第1番を弾く。
28日/20h。25€-55€。
Theatre des Champs-Elysees :15 av. Montaigne
8e 01.4952.5050 M。Alma-Marceau
★★★Clarika
ハンガリーの血を継ぐ、栗色の髪に不思議な顔立ち。94年にデビューしたお転婆娘のクラリカもすでに1児の母親に。ここ数年、カミーユやジャンヌ・シェラルといった新人女性歌手たちの台頭で陰に隠れてしまっていたが、辛辣なテキストを元気一杯歌うパワーはまだまだ健在。
昨年は、ホラーを感じさせる怖いジャケットの、4枚目のアルバム “Joker” でアカデミー・シャルル・クロ・ディスク大賞を受賞。このアルバムではフランク・モネらが曲を提供し、ラヴィリエと「そうはいかない」をデュエットしている(南)
25日/20h。25€~36€。
Olympia : 26 bd des Capucines 9e
08.9268.3368