Laurence Parisot– フランス「経団連」会長に選出された。

 7月5日のMédéf (日本の経団連に当たる)総会で、民間の世論調査機関Ifopのロランス・パリゾ会長が、第1回投票で271票の過半数を得て、女性としては初の会長に選出された。45歳。フランスでは女性の企業幹部はわずか5%を占めるだけなので画期的なこと。「女性をトップに選ぶということで、フランス全体に、Medef が現代的なエスプリを持っていることを示した」とパリゾ新会長。
 オート・ソーヌ県のリュクスイユ・レバン町で生まれ育つ。父親は引き戸を製造する中小企業の経営者。「男の子のように」と5歳で水上スキーを始め、7歳でバイクに乗り、現在はスポーツカーを乗り回す。グラン・ゼコールの政経学院を卒業後、27歳で、やはり世論調査機関のLouis Harrisの重役に抜擢された。Medef 内にあっては、セリエール前会長以上のリベラル派として知られ、「経済成長を押し進めたり、失業者を減らすためには自由経済がいちばんで、はじめから社会福祉を重視するような考え方では、失敗するに決まっている。労働法がある限り自由な発想はできない」などと発言して批判を受けた。(真)