「イラクに駐在するジャーナリストが少なくなれば、それだけリスクが少なくなる。人命を危険にさらすのは妥当とは思えない」
リベラシオン紙のオブナ特派員が1月5日イラクで行方不明になったことに関し、シラク大統領が発言。 シラク大統領の発言に答えて、リベラシオン紙のジュリー編集長。 |
2005年1月1日零時、今年はチュイルリー公園で恒例の花火が打ち上げられた。 シャンゼリゼ大通りは約50万人の人出となり、この色と音の饗宴とともに「ボナネ! ボンヌサンテ!」 |
64.3% La Croix誌がクリスマス前に実施した世論調査によると、フランス人の64.3%が自分はカトリック教徒だと思っていることがわかった(2001年の調査では69%)。ただし教会のミサに定期的に参列する人はわずか7.7%。無宗教と答えた人は27%。 15.5%
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22.5人 フランスの精神科医数は約1万3000人で、10万人当たり22.5人。スイスの24人には劣るが、ベルギーの18人、オランダの14人、ドイツの9.5人、イタリアの9人よりはかなり多い。 333台 |
●ラファイユ、シシャパンマ冬季単独登頂 12月11日、フランスの登山家ジャン=クリストフ・ラファイユは、チベットにあるシシャパンマ(8046m)の南壁を世界で初めて冬季単独登頂に成功し、世界の8000mを超える14の山頂のうち11を制覇。 ●ミヨーに世界一の高架橋 アヴェロン県のミヨー市西部を通っている高速75号に3年前から建設が進められていたミヨー高架橋が、12月14日、シラク大統領がテープを切って開通。全長2460m、タルヌ川まで270mに達する箇所もあり、自動車が通る高架橋としては世界一の高さになる。風速70mまで耐えられる構造になっている。 ●精神科病院で看護婦ら2人殺害される 12月18日未明、ピレネー・アトランティック県ポー市にある精神科病院で、看護婦クリマゼウスキーさん(48)と病院職員ガリオさん(40)が殺害された。同日午後、同病院を訪れたドゥスト=ブラジ厚生相は、「精神科病院の治安を保つための手段を内務相と検討中」と語った。犠牲者の一人は頭部を切断され、もう一人は喉を深く切られていて、凶器はサーベルのような剣ではないかとみられているが、まだ発見されていない。これまでに同病院関係者など10数人が取り調べを受けたがいずれも釈放されている |
●津波でフランス人にも多数の犠牲者 スマトラ沖大地震に発する津波によるフランス人被害者は、タイのプーケット島を訪れていた旅行客などを中心に現在まで22人の死亡が確認されているが、数百人が行方不明あるいは生存が確認されていない。フランスは被災した国々の緊急援助および復興資金として4920万ユーロ支援することを確約。 ●イラクの仏人記者2人解放 8月20日に、イラクのナジャフ付近で武装集団に拉致されたフランス人記者、クリスチャン・シェノとジョルジュ・マラブリュノが、12月21日に解放され、翌日夜、パリ郊外にあるヴィラクブレー飛行場に帰還した。家族のほかシラク大統領も出迎え。「元気です。過酷な経験だったが、希望を失わなかった。フランスはイラクに軍を派遣していないし、アメリカの立場に反対であることをわかってもらおうと努めた」とマラブリュノ記者。その解放からおよそ2週間後の1月5日、バグダッド市内でリベラシオン紙のフロランス・オブナ特派員とガイドのイラク人が行方不明になり、その後も手がかりなし。やはり武装集団に拉致された可能性が強い。 ●ガス爆発で17人死亡 1月4日、オ・ラン県のミュルーズ市で大規模のガス爆発があり、5階建ての建物が倒壊し、17人が死亡、15人が負傷。爆発が起こった区域では、ガス漏れを起こしやすいとされている鋳鉄製のガス管が使われていて、それが原因ではないかと見られている。フランス電力ガス公社は、1980年以来、この種のガス管をポリエチレン製の管に取り替える工事を続けているが、まだフランス全国で全長約3000km残っている。 |